キャリアアップへの道

ビジネスに差がつく14資格

情報処理技術者の14種の資格はそれぞれ、「システム利用者の資格」と「システム開発・運用者の資格」の2つに大別されます。

ここでは、この2つの区分ごとのキャリアパスの一例をご説明します。

システム利用者の資格

エンドユーザの代表として部門内の情報化を推進する「シスアド」

企業では、情報技術分野を企業の経営戦略、ビジネス戦略の中核と位置付け、業務プロセスの改善や効率化を推進しています。

情報システムなしに成り立たない現代において、情報技術を理解し、積極的に活用できる知識と技能が求められています。

このような利用者みずからがコンピュータを利用、推進する人材がシステムアドミニストレータです。

活躍のフィールド

情報サービス・経理・総務・人事・営業

ステップアップ概念図

初級システムアドミニストレータ
実際にパソコンを利用するユーザとシステム開発者間に立ち、使いやすいシステムを構築できるように開発者側に対し、ユーザを代表して、業務の改善・効率化を提案します。
ユーザ部門のメンバとして、自らの業務を遂行する以外に、部門内又は、グループの情報化推進リーダとして、業務上の問題点を解決したり、システム開発部門や他の利用者への提案やサポートを行うなど、活躍の場は広がります。

上級システムアドミニストレータ
ユーザ側の責任者として、業務の中でどのように情報技術を活用するかを判断できる知識や技術を持ちながら、部門の情報化リーダとして業務改革・改善を推進します。経営戦略・ビジネス戦略を理解した上で、業務システムと情報システムの両面での役割を果たします。

情報セキュリティアドミニストレータ
セキュリティを無視したシステム構築・利用はありえません。重要な役割を持つ情報セキュリティ管理の現場責任者として、システム開発から実際の運用に至るすべての段階で、情報セキュリティを保つための業務を行います。セキュリティ専門家としてセキュリティポリシを策定し、必要な技術の適用・運用および障害監視、障害発生時の対策を行います。


システム開発・運用者の資格

プログラマやシステムエンジニアを目指す方へ。そして、専門分野のスペシャリストを目指す方へ。

ITの急速な進展により、技術者に対していっそう高度で専門的な知識が要求されています。分野別の位置付けを 明確にした試験区分で、本当に実務に役立つ資格は何か、自分が活かせる資格は何かなど、目標がさらに明確になります。

ステップアップ概念図

活躍のフィールド

システム開発・研究所・システム運用・コンサルタント・ソフトハウス・他

基本情報技術者
情報システム開発において設計書に基づいて、上位技術者の指示のもと、 実際のプログラミングを行います。プログラマ・システムエンジニアを目指す人に必須の 基本中の基本といえる資格です。情報処理技術者への入り口にあたり、技術者志向の方に 非常に重要な資格です。

ソフトウェア開発技術者
開発者としては上級レベルへの登竜門にあたる必須の資格。 外部設計書に基づき、内部設計書、プログラム設計書を作成し、 プログラム開発を行います。IT関連の専門知識を理解し、単体テスト・統合テストまでの 一連のプロセスを担当するなど、専門分野のスペシャリストやゼネラリストへのステップアップにつながる重要な資格です。

ゼネラリスト系

アプリケーションエンジニア
情報システム開発プロジェクトにおいて、プロジェクト計画に基づいて業務用件分析からシステム設計、 プログラム開発、テストまで一連のプロセスを担当します。

プロジェクトマネージャ
情報システム開発のプロジェクト責任者として、プロジェクト計画の作成、開発要員の手配、 予算・納期・品質の管理を行い、プロジェクトが円滑に進むようにします。

システムアナリスト
経営システムに基づいて、経営者と一緒に情報戦略を立案するほか、 システム化を行う際の全体計画や個別計画を策定します。また、計画立案者の立場から 情報システム開発プロジェクトを支援し、その結果を評価します。

テクニカルエンジニア系

ネットワーク、データベース、システム管理、エンベデッドシステムの4区分があります。 情報システム基盤の構築、運用において中心的な役割も担います。また、個々の情報システムに際し、 スペシャリストとして参画し、開発、導入を支援することが期待されています。

ネットワーク
ネットワークのスペシャリストとして、情報通信ネットワークの設計、構築から運用までの一連の業務を担当します。

データベース
情報資源及びデータベースを計画・設計・運用・管理する業務を担当します。

エンベデッドシステム
家電・自動車からモバイル製品まで使用するマイコンをシステム設計・開発できるスペシャリストです。

システム管理
システム運用にとどまらず、システムの資源全体の管理を行います。

テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)
情報システムの企画・設計・開発・運用において、セキュリティ機能の企画・設計・開発を推進又は、 支援する業務、もしくはセキュアな開発プロジェクト環境を整備する業務に従事します。

独立系

システム監査技術者
経営者の立場で、情報システムが経営に貢献しているかを判断できる知識や技術を持ちながら、 情報化のリーダとして業務改革や改善を推進できる力が期待されています。

ページトップへ