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4月になるとよく聞かれる言葉。「今どきの若い者は…」第四回(全四回)

2017年5月15日

「やって見せ 言って聞かせて させてみせ 褒めてやらねば 人は動かじ」で有名な軍人の山本五十六元帥はこんなことを言っている。

「実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。『今どきの若者は全くしょうがない。年長者に対して礼儀を知らぬ。道で会っても挨拶もしない。いったい 日本はどうなるのだ』などと言われたものだ。その若者が、こうして年を取ったまでだ。だから、『実年者は若者が何をしたか』などと言うな。何ができるかと、その可能性を発見してやってくれ」

そういえば、私も新入社員のとき、客先で「近頃の新人は挨拶もできないのか」と叱られた過去を思い出した。

「ゆとり教育の影響…」「受験戦争の弊害が…」などと言われるが、社会のルールは実年者が作ったもので、それがパラダイムになっている。そのルールに従わないと叱り、批判するのが現実なのかもしれない。

新入社員も社会の荒波に揉まれ、失敗を繰り返し成長し、一人前となる(パラダイムに染まる)。そして後輩を持ち「今どきの若者は…」を繰り返すのである。  最後に山本元帥はこんなことも言っている

 

「苦しいこともあるだろう

云い度いこともあるだろう

不満なこともあるだろう

腹の立つこともあるだろう

泣き度いこともあるだろう

これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である」

古くて知らない人も多いと思うが、昭和30年代に大ヒットしたNHKの人形劇の「ひょっこりひょうたん島」のテーマソング(現在、放映中のNHK朝ドラの「ひよっこ」で時代の流行として流れていた)みたいであるが、実に身にしみる一言である。

福嶋さん

執筆者『福嶋 義弘(ふくしま よしひろ)氏』プロフィール

【略歴】
・昭和53年 日本電気ソフトウェア株式会社(現NECソリューションイノベータ株式会社)入社
・基本ソフト(コンパイラ)開発を担当
・昭和61年教育部門へ異動、それ以降教育、人材育成業務を担当
・ITトレーニングセンター長を務め2013年12月に定年
・現在iコンピテンシ・ディクショナリ活用システム構築に携わる一方、株式会社アイテックの顧問に就任

【実績】
・ITSS(経済産業省 ITスキル標準)を社内の人事制度、人材育成制度に導入。業界では先進事例として注目された。その中心メンバーとして活動。その後は、高度IT人材育成のため、経産省各種委員会、産学連携、特定非営利法人 スキル標準ユーザー協会(SS-UG)などで推進活動を行っている 
・2006年4月~2015年3月産業技術大学院大学 客員教授委嘱
・SS-UG(スキル標準ユーザー協会) 理事、認定ITSSシニアコンサルタント
・IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)主催 ITSSエデュケーションプロフェッショナルコミュニティ副主査
・IIBA 日本支部 代表理事(2008年12月~2012年12月、2015年1月~)
・JISA(一般社団法人情報サービス産業協会)
平成26年度市場創出チャレンジ委員会イノベーション人材部会部会長
・東京都ベンチャー企業大賞審査員 など

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