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孔子の教えは現代でも通用するのか 第三回(全四回)

2017年6月12日

“子曰く、人の己を知らずを患えず、人を知らざるを患うるなり。”

⇒孔子先生は言われた。人が自分のことを評価してくれない事を嘆いても仕方ない。いつかは必ず評価してくれると信じて励むべきだ。それよりも、自分は正しく人を評価できるのかということをいつも心配し、人の長所を見出すようにしていかなくてはいけない

 

“子曰く、其の以てする所を視、其の由る所を観、其の安んずる所察すれば、人焉んぞかくさんや。人焉んぞかくさんや。”

⇒孔子先生は言われた。ひとのことが分かる方法がある。まず、その人の行いをよく視る。次に、その人の行為の動機、原因はどこにあるのかを観る。そして、行為の後、その結果をどう思っているのかを察するのである。この視、観、察の三つで観察すれば、必ず人のことがわかるようになるものだ。

 

“季康子問う、民をして敬忠にして以て勤ましむるには、之を如何せんかと。

子曰く、之に臨むに荘を以てすれば則ち敬し、孝慈なれば則ち忠なり。善を挙げて不能を教えれば則ち勤まん。“

⇒魯の貴族で権力者の季康子が、どのようにすれば、人は組織および上の者を敬い、忠誠を尽くして勤勉に働くようになるだろうかとたずねた。孔子先生は言われた上に立つ者が立派であれば、人もこれについていくでしょう。上に立つ者自らが孝行と慈愛をもって人と接すれば、下の者もそうなっていきます人格者を上に置き、下の者をよく指導していけば、人は勤勉になっていくものです。

執筆者『福嶋 義弘(ふくしま よしひろ)氏』プロフィール

【略歴】
・昭和53年 日本電気ソフトウェア株式会社(現NECソリューションイノベータ株式会社)入社
・基本ソフト(コンパイラ)開発を担当
・昭和61年教育部門へ異動、それ以降教育、人材育成業務を担当
・ITトレーニングセンター長を務め2013年12月に定年
・現在iコンピテンシ・ディクショナリ活用システム構築に携わる一方、株式会社アイテックの顧問に就任

【実績】
・ITSS(経済産業省 ITスキル標準)を社内の人事制度、人材育成制度に導入。業界では先進事例として注目された。その中心メンバーとして活動。その後は、高度IT人材育成のため、経産省各種委員会、産学連携、特定非営利法人 スキル標準ユーザー協会(SS-UG)などで推進活動を行っている 
・2006年4月~2015年3月産業技術大学院大学 客員教授委嘱
・SS-UG(スキル標準ユーザー協会) 理事、認定ITSSシニアコンサルタント
・IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)主催 ITSSエデュケーションプロフェッショナルコミュニティ副主査
・IIBA 日本支部 代表理事(2008年12月~2012年12月、2015年1月~)
・JISA(一般社団法人情報サービス産業協会)
平成26年度市場創出チャレンジ委員会イノベーション人材部会部会長
・東京都ベンチャー企業大賞審査員 など

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