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38万部以上売れている歴史書「応仁の乱」(中公新書)第二回(全四回)

2017年7月31日

「室町ものは(戦国や幕末と比べ)人気がないというのが業界の常識だが、知りたいという潜在的ニーズはあったのだろう。全く予想外のヒットだ」と驚く。乱の当事者たちはそれぞれに最善手を模索したが、見通しの甘さや錯誤が重なった結果、11年間という不毛な戦争は続いた。この本のキャッチコピーが面白い。

「方針に一貫性を欠く将軍(トップ)と言うことを聞かない諸大名(部下たち)による収拾不能の大抗争」、「ズルズル11年、スター不在の、地味すぎる大乱」。

これもベストセラーになった一因であったと思う。

応仁の乱が起こった原因は、8代将軍足利義政の後継ぎをめぐって、細川勝元と山名宗全が争いを始めたのが発端である。細川勝元は足利義視(よしみ)を支持し、山名宗全が足利義尚(よしひさ)を後継ぎに支持した。足利義視は8代将軍足利義政の弟で、義尚は義政の息子である。 もともと義政には息子がなく、弟の義視にあとを継がせるつもりであったようである。仮にこれから息子が生まれても弟に家督を継がせるとまで宣言している。

しかし幸か不幸か、義政の正室だった日野富子(ひのとみこ)との間に息子、義尚が生まれた。日野富子は歴史上一の悪女と言われ、政治にあまり興味のなかった義政に変わって政権を動かしていたとされる女性である。実子の義尚を後継ぎに支持しないはずがない。

執筆者『福嶋 義弘(ふくしま よしひろ)氏氏』プロフィール

【略歴】
・昭和53年 日本電気ソフトウェア株式会社(現NECソリューションイノベータ株式会社)入社
・基本ソフト(コンパイラ)開発を担当
・昭和61年教育部門へ異動、それ以降教育、人材育成業務を担当
・ITトレーニングセンター長を務め2013年12月に定年
・現在iコンピテンシ・ディクショナリ活用システム構築に携わる一方、株式会社アイテックの顧問に就任

【実績】
・ITSS(経済産業省 ITスキル標準)を社内の人事制度、人材育成制度に導入。業界では先進事例として注目された。その中心メンバーとして活動。その後は、高度IT人材育成のため、経産省各種委員会、産学連携、特定非営利法人 スキル標準ユーザー協会(SS-UG)などで推進活動を行っている 
・2006年4月~2015年3月産業技術大学院大学 客員教授委嘱
・SS-UG(スキル標準ユーザー協会) 理事、認定ITSSシニアコンサルタント
・IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)主催 ITSSエデュケーションプロフェッショナルコミュニティ副主査
・IIBA 日本支部 代表理事(2008年12月~2012年12月、2015年1月~)
・JISA(一般社団法人情報サービス産業協会)
平成26年度市場創出チャレンジ委員会イノベーション人材部会部会長
・東京都ベンチャー企業大賞審査員 など

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