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38万部以上売れている歴史書「応仁の乱」(中公新書)第四回(全四回)

2017年8月14日

このような状況を生んだのは足利義政の優柔不断さが戦乱を長引かせたのが一番の要因であり、その他政治に意欲無く、散財(銀閣寺造営したり茶の湯、絵師を重用することで東山文化を開花させた)の結果、幕府の財政を悪化させたことであろう。このコラムでは、詳細は伝えられない、詳しく知りたい場合は是非この本を読んでほしい。活字が苦手な方はマンガで読む「応仁の乱」(石ノ森章太郎著)がある。

歴史書から何を学ぶかであるが、過去の出来事、特に失敗を糧にすることができるのではないか。例えば義政のような、優柔不断な上司は身近にいる。関係する多くの人が己のメンツや保身を気にしたり、少しのボタンの掛け違いで悪い結果に繋がったり。歴史の失敗事例は反面教師として学びやすい。現にマネジメント研修の教材に過去の失敗事例を題材に使う例は多い。例えば世界山岳史上最大と言われる犠牲者が発生した、青森県八甲田山における山岳遭難事故(八甲田山雪中行軍遭難事件)である。その他にも関ヶ原の合戦なども良い教材である。

最後になるが応仁の乱の後、焼け野原の京都より疎開した公家や守護大名が地方各地で京文化を広げ「小京都」が生まれ、京都中心の中央集権的な政治から地方に分権される転換期になったようである。戦国時代の始まりである。

執筆者『福嶋 義弘(ふくしま よしひろ)氏氏』プロフィール

【略歴】
・昭和53年 日本電気ソフトウェア株式会社(現NECソリューションイノベータ株式会社)入社
・基本ソフト(コンパイラ)開発を担当
・昭和61年教育部門へ異動、それ以降教育、人材育成業務を担当
・ITトレーニングセンター長を務め2013年12月に定年
・現在iコンピテンシ・ディクショナリ活用システム構築に携わる一方、株式会社アイテックの顧問に就任

【実績】
・ITSS(経済産業省 ITスキル標準)を社内の人事制度、人材育成制度に導入。業界では先進事例として注目された。その中心メンバーとして活動。その後は、高度IT人材育成のため、経産省各種委員会、産学連携、特定非営利法人 スキル標準ユーザー協会(SS-UG)などで推進活動を行っている 
・2006年4月~2015年3月産業技術大学院大学 客員教授委嘱
・SS-UG(スキル標準ユーザー協会) 理事、認定ITSSシニアコンサルタント
・IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)主催 ITSSエデュケーションプロフェッショナルコミュニティ副主査
・IIBA 日本支部 代表理事(2008年12月~2012年12月、2015年1月~)
・JISA(一般社団法人情報サービス産業協会)
平成26年度市場創出チャレンジ委員会イノベーション人材部会部会長
・東京都ベンチャー企業大賞審査員 など

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