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─ 華甲放浪記 ─  第四回(全四回)

2017年9月25日

金峯山寺には、脳天大神という変わった守護神が祀られている。

脳天大神は金峯山寺初代管長(故)五條覚澄大僧正が霊威感得された頭脳の守護神である。覚澄大僧正は瀧のある修行の場所を探し求める中、現在、大神様が鎮座されている谷がその最適の場所であると考えた。その後、行場の開発に取り組むこととなった。その最中頭を割られた蛇に遭遇し、それを哀れに思って丁寧に経文を唱え葬った。その後、その蛇が何度も夢枕に立って礼を言った。最期には「頭の守護神として祀られたし」と云う霊言を覚澄大僧正は聞かれた。また、それと同時期に蔵王権現から「諸法神事妙行得菩薩(しょほうしんじみょうぎょうとくぼだい)」と云う御霊言も授かった。実際に形として現れてたのは頭を割られた蛇であるが、蔵王堂(ざおうどう)のご本尊蔵王権現が姿を変えて出現されたのである。その後、昭和二十六年に現在の場所に祀たそうである。

諸法神事妙行得菩薩は一切の仏法、神事は神道で神様の事である。仏様も神様も両方とも拝むのが、修験の根本の教えであって、どちらも妙なる行法であり、さとりの道である。つまり、この御霊言には、すべての教え、すべてのさとしが含まれているのである。 「諸法神事妙行得菩薩」とお唱えることにより、正しい方向、正しい信仰へと導かれ、仏様も神様も必ず迷える吾々をたすけてくれるとの事である。

金峯山寺を訪れる際には、是非脳天大神も拝してほしい。首から上の病気に霊験あらたかと言われている。霊験を受けるためには450段以上の急な石段を下りなければならない。神頼みも試練が必要だ。往復900段以上かなりの体力が必要である。

今年の夏は、8月に入り中旬まで雨の降らない日はなかった、記録的な天候不順。お盆休みに残念な思いをした方も多いと思う。そんな方は秋の紅葉を期待し吉野山に出かけてはいかがでしょうか。最新の情報では、 第11期特別御開帳は、平成30年春を予定しているようです。(日程は未定)  また、今年10月に開催予定の「千人結縁潅頂会」では、その参加者に限り、閉めきられた蔵王堂内において、秘仏ご本尊にお会い頂くことができるようです。

執筆者『福嶋 義弘(ふくしま よしひろ)氏』プロフィール

【略歴】
・昭和53年 日本電気ソフトウェア株式会社(現NECソリューションイノベータ株式会社)入社
・基本ソフト(コンパイラ)開発を担当
・昭和61年教育部門へ異動、それ以降教育、人材育成業務を担当
・ITトレーニングセンター長を務め2013年12月に定年
・現在iコンピテンシ・ディクショナリ活用システム構築に携わる一方、株式会社アイテックの顧問に就任

【実績】
・ITSS(経済産業省 ITスキル標準)を社内の人事制度、人材育成制度に導入。業界では先進事例として注目された。その中心メンバーとして活動。その後は、高度IT人材育成のため、経産省各種委員会、産学連携、特定非営利法人 スキル標準ユーザー協会(SS-UG)などで推進活動を行っている 
・2006年4月~2015年3月産業技術大学院大学 客員教授委嘱
・SS-UG(スキル標準ユーザー協会) 理事、認定ITSSシニアコンサルタント
・IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)主催 ITSSエデュケーションプロフェッショナルコミュニティ副主査
・IIBA 日本支部 代表理事(2008年12月~2012年12月、2015年1月~)
・JISA(一般社団法人情報サービス産業協会)
平成26年度市場創出チャレンジ委員会イノベーション人材部会部会長
・東京都ベンチャー企業大賞審査員 など

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