------------------------------------------------------------
「ビジネスアナリシスという言葉を耳にするけどよく分からない」,「DX,DXって言われても毎日の業務に関係あるのかな」,「BABOK®の内容はどの場面でどう使うんだろう」
とお困りの方に手にしていただきたい一冊です。業務の中で問題を解決するためのヒントも込められています。
コラムではビジネスの現場を感じることができ,ケーススタディではより具体的な実務や,解決方法がイメージできます。
1.出版の背景
近年、多くの企業が DX を掲げていますが、その実現を阻んでいるのは、
テクノロジーそのものではなく、ビジネスや組織をどのように変えていくのかが見えないことです。
すなわち、DX の本質はデジタル導入ではなく、ビジネスや組織を変えること(トランスフォーメーション)にあります。
しかし現場では、経営層・事業部門・IT 部門がそれぞれの視点で課題を語り、
全体像がつながらないままプロジェクトが進むことで、
「そもそも何を実現したいのか」が曖昧になり、成果につながらないケースが少なくありません。
この“断絶”をつないでいく役割を担うのが ≪ビジネスアナリシス(BA)≫ です。
BA の考え方は IIBA®のBABOK® ガイドに体系化されていますが、
実務の場で「どう使うのか」がイメージできず、
概念は理解できても活用に踏み出せないという声が多く聞かれます。
そこで本書では、BABOK® ガイドの紹介にとどまらず、
日々の実務の中でどう考え、どう整理し、どう前に進めるのかを丁寧に解説し、
変革を推進するあらゆる立場のビジネスパーソンに“使えるヒント”を提供することを目指しました。
『ビジネスを設計する力 ~変革を動かすビジネスアナリシス~』は、
ビジネスとデジタル、戦略と現場、人と変化をつなぎ、
組織の変革を前に進めたい人のための「実務に根ざした ビジネスアナリシスの入門書」です。
2.本書の特徴
(1)ビジネス全体の流れの中で、ビジネスアナリストの役割がつかめる
経営戦略・事業施策・業務プロセス・システムといったビジネス全体の流れの中で、
ビジネスアナリストが何を考え、どう動くのかを具体的に解説します。
知識体系の解説にとどまらず、「どんな場面で、どう使うか」がイメージしやすい構成になっています。
(2)コラムで“背景”と“現場感”を補い、理解を深める
各章のポイントや背景にある考え方をコラムで丁寧にフォローしています。
なぜその考え方が重要なのか、海外の動向や著者の現場経験なども交えながら説明しているため、本文だけでは見えにくい「実務での意味づけ」まで立体的に理解できます。
(3)具体的なケーススタディで、明日から使えるイメージが湧く
DXや業務改革など、実際のビジネスの場面を想定したケーススタディを収録しています。課題の整理から要求の定義、ソリューション検討までの流れを追体験することで、
自社のプロジェクトにそのまま当てはめて考えられる「実務で使えるビジネスアナリシス」のイメージがつかめます。
(4) 要求の引き出しと合意形成に役立つ手法を、長所・短所まで踏み込んで解説
インタビュー、ワークショップ、観察、各種モデリングなど、ステークホルダーから要求を引き出す際に使う代表的な手法を取り上げ、その進め方だけでなく、得意な場面・不得意な場面や注意点まで整理して紹介します。
単なる「技法カタログ」ではなく、自分の現場に合った手法を選び、組み合わせるための判断材料が得られます。
3.こんな方におすすめ
(1)ビジネスアナリシス(BA)という言葉は聞いたことがあるが、具体像がつかめていない人
― BAの役割や業務の“実際”を知りたい人
(2)自分の仕事やプロジェクトにBAの考え方を応用したい人
― 企画・業務改善・プロジェクト推進で成果を出したい実務者
(3)DXやデジタルビジネスを推進したいが、どのように進めるべきか迷っている人
― 現場と経営、技術の間で悩むリーダー・担当者
4.本書で得られること
本書では、ビジネスアナリストがどのようにものごとを整理し、
どんなふうに人や情報をつないでいくのかを、わかりやすい流れと具体例で紹介しています。
- ビジネスアナリシスの基本的な考え方が、初めての人にも理解できる
- 問題の見つけ方から、解決策のつくり方まで、一連の流れがつかめる
- DX推進の“橋渡し役”として欠かせない視点が自然と身につく
「難しい理論の本」ではなく、日々の仕事にそのまま使える“実践のヒント集”です。
5.本書の利用シーン・用途
- チームで新しい取り組みを始めるとき
- 業務改善や企画のアイデアがなかなか形にならないとき
- DXプロジェクトで、ビジネス側とIT側の意見がかみ合わないとき
- 自己研鑽として、仕事の“考え方”を見直したいとき
- 企業内研修・DX推進チームの共通言語づくりに
- 大学・専門学校での「ビジネス設計」「情報戦略」領域の副教材
著者紹介
庄司 敏浩
日本アイ・ビー・エムにてシステムエンジニア、プロジェクトマネジャーとして従事した後、現在は、ビジネスとITをつなぐビジネスアナリスト、ITコーディネータとして、企業の業務改革やDX支援に携わる。
2008年には IIBA®日本支部設立準備会の発足メンバーの1人として支部立上げに参加、同年12月に日本支部を設立した後、日本におけるビジネスアナリシス普及の中心的存在として活動。IIBA®のBABOK® ガイド日本語版の翻訳に参加し、2021〜2022年には同支部幹事を務めるなど、国際標準と日本企業の橋渡しに貢献してきた。
実務経験に裏打ちされた現場理解、戦略からIT実装まで見通すアーキテクチャ的視点が強み。特に「DXとはビジネスの設計である」という立場から、戦略・業務・デジタルを結びつけ、変革を実現するための実践的なビジネスアナリシスを体系化している。
著書『ビジネスを設計する力』では、変革を動かすための思考と方法論を、多くの企業での経験と国際標準の知見を融合して提示している。
IIBA®日本支部登録講師。CBAP(Certified Business Analysis Professional)。ITコーディネータ。PMP。東京都立産業技術大学院大学非常勤講師。青山学院大学特別研究員
書籍詳細
| 書籍名 | ビジネスを設計する力 ~変革を動かすビジネスアナリシス~ |
| 著者 | 庄司 敏浩 |
| 判型 | A5判 |
| 頁数 | 208頁 |
| ISBNコード | 978-4-86575-356-1 |
|
主要 目次 |
第1章 |
ビジネスアナリシスの概要 |
|
第2章 |
企業戦略を実現するための分析 |
|
|
第3章 |
事業施策の検討と推進 |
|
|
第4章 |
ソリューションの検討と提案 |
|
|
第5章 |
ソリューションの評価と改善 |
|
|
資 料 |
------------------------------------------------------------
◆商品のお届けに関して
ご注文確定後、3営業日以内に出荷いたします。
