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【2026年9月更新】IPA・経済産業省公開資料をもとに解説

令和8年度(2026年度)・令和9年度(2027年度)
情報処理技術者試験 制度変更を徹底解説

2026年度から、応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験はCBT方式へ移行予定です。
さらに、2027年度以降に向けて、試験制度見直しの方向性も公表されました。

~2025年度

ペーパー方式

春期(4月)・秋期(10月)

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2027年度~

新試験制度へ

試験体系が再編

2026年度 CBT方式への移行

2026年度の応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験は、従来のペーパー試験からCBT(Computer Based Testing)方式へ移行予定です。

従来のペーパー方式(全国一斉・試験日固定)とCBT方式(受験日を予約して受験)の違いを示した図

従来の試験方式

  • ペーパー方式
  • 試験日固定(全国一斉実施)

新しいCBT方式(2026年度)

  • CBT方式(パソコンで受験)
  • 受験日を予約して受験

科目名の変更一覧(予定)

試験区分従来CBT移行後
応用情報技術者試験午前試験 / 午後試験科目A試験 / 科目B試験
高度試験午前I / 午前II / 午後I / 午後II科目A-1 / 科目A-2 / 科目B-1 / 科目B-2
情報処理安全確保支援士試験午前I / 午前II / 午後試験科目A-1 / 科目A-2 / 科目B

科目A群・科目B群について

2026年度試験では「科目A群」と「科目B群」は実施期間を分けて実施予定。申込時は両群を同時に予約する予定です。

出典:IPA 応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験におけるCBT方式での実施について

CBTの受験方法

試験会場に設置されたコンピュータで受験します。問題は画面上に表示され、マウス・キーボードで解答します。紙の問題冊子・解答用紙は使用しません。

当日の受験について

項目内容
本人確認受験票は送付されません。試験当日に有効な本人確認書類の提示が必要です。提示できない場合は、いかなる理由でも受験できません。
メモ・計算試験画面上でメモ機能・電卓機能が使用できます。また、これに加えて、試験室入室時にメモ用紙1枚と筆記用具が配布されます。
解答方式記述式・論述式を含め、キーボード入力で解答します。
出典:IPA 「令和8年度 応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験の申込受付期間及び試験実施期間について」(メモ・電卓機能/配布の取扱い)
出典:IPA 「令和8年度前期試験について(受験申込み)」(本人確認書類・受験票)

試験実施時期について

CBT方式への移行に伴い、試験時期が変わります。従来の春期・秋期に代わり、前期(2026年秋$301C冬)と後期(2027年冬$301C春)に実施されます。令和8年度の日程が確定しました(官報公示:令和8年6月12日付)。試験区分により実施期間が異なります。

前期試験
後期試験
応用情報技術者試験(AP)
高度試験(NW・ST・SA・SM)
情報処理安全確保支援士(SC)
応用情報技術者試験(AP)
申込受付期間2026年10月6日(火)10時 ~ 11月7日(土)17時
科目A試験 実施期間2026年10月28日(水)~ 11月10日(火)
科目B試験 実施期間2026年11月24日(火)~ 12月6日(日)
高度試験(NW・ST・SA・SM)
申込受付期間2026年10月6日(火)10時 ~ 10月24日(土)17時
科目A-1・A-2試験 実施期間2026年10月17日(土)~ 10月27日(火)
科目B-1・B-2試験 実施期間2026年11月11日(水)~ 11月23日(月)
情報処理安全確保支援士(SC)
申込受付期間2026年10月6日(火)10時 ~ 10月24日(土)17時
科目A-1・A-2試験 実施期間2026年10月17日(土)~ 10月27日(火)
科目B試験 実施期間2026年11月11日(水)~ 11月23日(月)
応用情報技術者試験(AP)
高度試験(DB・ES・PM・AU)
情報処理安全確保支援士(SC)
応用情報技術者試験(AP)
申込受付期間2027年1月27日(水)~ 2月16日(火)
科目A試験 実施期間2027年2月6日(土)~ 2月19日(金)
科目B試験 実施期間2027年3月3日(水)~ 3月15日(月)
高度試験(DB・ES・PM・AU)
申込受付期間2027年1月27日(水)~ 2月27日(土)
科目A-1・A-2試験 実施期間2027年2月20日(土)~ 3月2日(火)
科目B-1・B-2試験 実施期間2027年3月16日(火)~ 3月28日(日)
情報処理安全確保支援士(SC)
申込受付期間2027年1月27日(水)~ 2月27日(土)
科目A-1・A-2試験 実施期間2027年2月20日(土)~ 3月2日(火)
科目B試験 実施期間2027年3月16日(火)~ 3月28日(日)

会場ごとに試験実施日・時間帯が異なり、予約枠から選択して受験します。申込みは前期・後期それぞれ1回のみ(複数区分・複数回の申込不可)。申込時は科目A群と科目B群を同時に予約します。

出典:IPA 「令和8年度 応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験の申込受付期間及び試験実施期間について」
出典:IPA 令和8年度前期試験について(受験申込み)

試験内容について

2026年度試験では、試験方式はCBT方式へ変更されますが、以下の点は変更されない予定です。

出題範囲
変更なし
出題数
変更なし
試験時間
変更なし
出題形式
変更なし

従来の学習方法で対策することが可能です

2026年度は、試験の中身が大きく変わる年ではなく、「受け方」が変わる年です。
まずは従来どおりの学習で本質的な実力を身につけつつ、CBT方式での受験に備えることが重要です。

試験制度の移行で、よくお聞きする不安

このような不安の声を多くの受験者・企業教育ご担当者様からいただいています。

CBT方式になると試験は難しくなるのでは?

パソコン試験だと解答方法が変わるのでは?

試験が11月になると学習計画が変わるのでは?

2027年度に試験制度が変わると聞いたけど今勉強して大丈夫?

アイテックとしての見解

IPA・経済産業省の公開資料をもとに、2026年度試験制度の変更点を整理・分析しました。

試験方式が変わっても、問われる力の本質は変わらない

2026年度試験ではCBT方式へ移行しますが、試験方式が変わったとしても問われる知識や考え方の本質は変わりません。

    重要なのは:
  • 問題の意図を正確に読み取る力
  • 限られた時間で解答をまとめる思考力
  • 時間配分の戦略

といった、本質的な実力です。

従来の学習方法は引き続き有効

アイテックは、40年以上にわたり情報処理技術者試験の出題傾向や問題分析を行ってきました。

    その経験から、
  • 過去問題による演習
  • 時間配分を意識した問題演習

といった、従来の学習方法はCBT方式に移行しても引き続き有効と考えられます。

※ ただし、PC画面で問題を確認し解答するトレーニングは別途必要と考えます。今後のIPAからのCBT仕様の発表に応じて、弊社からの見解を発信する予定です。

2026年度は、現行制度に基づく受験機会として重要な年度です

経済産業省およびIPAから、2027年度からの新試験制度の見直しの方向性が公表されました。これにより、2026年度は、現行制度に基づいて受験できる重要な年度となります。

また、IPAでは、個人のスキル情報やキャリアを蓄積・可視化する仕組み(プラットフォーム)の構築を進めており、2026年度に実施される現行試験や過去の合格情報も活用できる方向で検討が進められています。今取得した資格や学習成果も、今後のキャリア形成に活かしていけると考えられます。

試験時期の変更により、受講中のコースはどうなるか

2026年度試験では試験実施時期が後ろ倒しになる予定です。
受講中のコースについて「学習期間が先に終わってしまうのではないか」と不安に感じる方も少なくありません。

アイテックの学習コースは、受講期間を延長して合格をサポート

試験実施時期の変更に伴い、対象コースについて受講期間の延長サポートを実施しています。
受講生の皆様が安心して学習を継続できるよう、試験実施までの学習を支援します。

2026春期試験向けコース(前期試験対応)

  • 応用情報技術者試験(AP)
  • ネットワークスペシャリスト試験(NW)
  • ITストラテジスト試験(ST)
  • システムアーキテクト試験(SA)
  • ITサービスマネージャ試験(SM)
  • 情報処理安全確保支援士試験(SC)

2026秋期試験向けコース(後期試験対応)

  • 応用情報技術者試験(AP)
  • データベーススペシャリスト試験(DB)
  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
  • プロジェクトマネージャ試験(PM)
  • システム監査技術者試験(AU)
  • 情報処理安全確保支援士試験(SC)

※2026年度向けコースが対象となります。
※企業様との契約形態により、一部対象外となる場合がございます。

2027年度の新試験制度の方向性が明らかに

経済産業省およびIPAより「情報処理技術者試験における試験区分体系などの見直し(案)」が公表されました。
AI活用・DX推進・データ活用の重要性の高まりを踏まえ、2027年度以降に向けた制度見直しの方向性が示されています。

主な変更の全体像

現行の試験区分(~2026年度)

  • ITパスポート試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • 高度試験(8区分)
  • 情報処理安全確保支援士試験
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新試験区分(2027年度~)

  • ITパスポート試験  内容変更
  • 新設 データマネジメント試験(仮称)
  • 情報セキュリティマネジメント試験  継続
  • 基本情報技術者試験  継続
  • 新設 プロフェッショナルデジタルスキル(マネジメント)試験(仮称)
  • 新設 プロフェッショナルデジタルスキル(データ・AI)試験(仮称)
  • 新設 プロフェッショナルデジタルスキル(システム)試験(仮称)
  • 情報処理安全確保支援士試験  一部変更

新試験制度の試験時間・出題数(区分別)

IPA公表の検討状況に基づく構成です。いずれも検討段階の内容であり、今後変更される可能性があります。

試験区分 試験時間 出題数
ITパスポート試験 120分 100問
データマネジメント試験(仮称) 科目A・Bあわせて120分 科目A 48問/科目B 12問
情報セキュリティマネジメント試験 科目A・Bあわせて120分 科目A 48問/科目B 12問
基本情報技術者試験 科目A 90分/科目B 100分 科目A 60問/科目B 20問
プロフェッショナルデジタルスキル(マネジメント)試験(仮称) 科目A-1 90分/科目A-2・Bあわせて120分 A-1 60問/A-2 23問/B 12問
プロフェッショナルデジタルスキル(データ・AI)試験(仮称) 科目A-1 90分/科目A-2・Bあわせて120分 A-1 60問/A-2 23問/B 12問
プロフェッショナルデジタルスキル(システム)試験(仮称) 科目A-1 90分/科目A-2・Bあわせて120分 A-1 60問/A-2 23問/B 12問
情報処理安全確保支援士試験 科目A-1 45分/科目A-2 35分/科目B 120分 A-1 30問/A-2 25問/B 12問
出典:IPA 「情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について」

2027年度から、科目A・科目Bの出題体系が変わる

シラバス案・サンプル問題の公表状況

(2026年8月31日時点)

試験区分 シラバス案 サンプル問題
ITパスポート試験 公表済 公表済
データマネジメント試験(仮称) 公表済
科目A 公表済
科目B 公表済
情報セキュリティマネジメント試験 公表済 -
基本情報技術者試験 公表済 -
プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)及び情報処理安全確保支援士試験 共通知識(科目A-1) 公表済 -
プロフェッショナルデジタルスキル(マネジメント)試験(仮称) 公表済 科目B 公表済
プロフェッショナルデジタルスキル(データ・AI)試験(仮称) 未公表 未公表
プロフェッショナルデジタルスキル(システム)試験(仮称) 公表済 科目B 公表済
情報処理安全確保支援士試験 公表済 科目B 公表済

出典:経済産業省 新試験制度のシラバス案について
出典:IPA 新試験制度のサンプル問題について

現行試験で長年使われてきた「テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系」という3分野の枠組みが廃止され、
新たな体系に生まれ変わります。

科目A
長年使われてきた「テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系」の3分野が廃止され、新体系に生まれ変わります。

現行の分野体系(~2026年度)

  • テクノロジ系
  • マネジメント系
  • ストラテジ系

※この3分野の枠組みは長年変わらずに使われてきた

新しい分野体系(2027年度~)

  • ビジネス(中分類1~12)
  • テクノロジ(中分類13~22)
  • セキュリティ・倫理(中分類23~30)

※AI・DX時代に求められるスキルセットを反映した新体系

タブで切り替えてご確認ください。

(新)中分類
1 ビジネス変革の方法論 2 経営戦略・デジタル戦略
3 ビジネスモデル・ビジネスプロセス 4 サービスマネジメント
5 プロジェクトマネジメント 6 デザインのアプローチ
7 (新設) マインド・スタンス 8 (新設) データマネジメント
9 データ分析・データ利活用 10 AI利活用
11 経営・組織論 12 ガバナンス・監査
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1 ビジネス変革の方法論
2 経営戦略・デジタル戦略
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4 サービスマネジメント
5 プロジェクトマネジメント
6 デザインのアプローチ
7 (新設) マインド・スタンス
8 (新設) データマネジメント
9 データ分析・データ利活用
10 AI利活用
11 経営・組織論
12 ガバナンス・監査
(新)中分類
13 デジタルサービス・デジタルツール 14 システムの種類・構成
15 クラウド 16 ネットワーク
17 データベース 18 AI技術
19 情報デザイン・情報メディア 20 システムライフサイクルプロセス
21 開発・運用の方法論 22 アルゴリズム・プログラミング
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18 AI技術
19 情報デザイン・情報メディア
20 システムライフサイクルプロセス
21 開発・運用の方法論
22 アルゴリズム・プログラミング
(新)中分類
23 情報セキュリティの脅威 24 情報セキュリティマネジメント
25 情報セキュリティ対策 26 セキュリティ実装技術・評価
27 情報倫理・AI倫理 28 ビジネス関連法規
29 プライバシー関連法規 30 セキュリティ関連法規
(新)中分類
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26 セキュリティ実装技術・評価
27 情報倫理・AI倫理
28 ビジネス関連法規
29 プライバシー関連法規
30 セキュリティ関連法規

科目B
具体的な出題範囲・出題形式は、順次公開される区分ごとのシラバス案・サンプル問題でご確認ください。

出典:IPA 「情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について」

出典:IPA 「新試験制度のシラバス案について」

出典:IPA 「新試験制度のサンプル問題について」

よくあるご質問

2026年度

Q1

CBT方式になると試験は難しくなりますか?

試験が特別に難しくなるといった変更は予定されていません。
試験方式はCBTへ移行しますが、出題範囲・出題数・試験時間・出題形式に変更はないとされています。
そのため、これまでの試験と同様に、従来の学習方法を中心に対策することが可能です。

Q2

CBT方式ではどのように受験しますか?

試験会場に設置されたパソコンを使用して受験します。
問題を画面上で確認し、マウスやキーボードを使って解答する試験方式です。

Q3

CBT方式での試験時間や休憩時間はどのようになりますか?

試験時間は従来の試験から変更はない予定です。
科目A-1試験と科目A-2試験、科目B-1試験と科目B-2試験の間には、休憩(10分)が設けられる予定です。

詳細は、IPA「令和8年度(2026年度)応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験の実施予定について」をご参照ください。 

Q4

CBT方式になると、同じ試験を何回も受験できますか?

2027年度

Q5

現行試験の合格は新試験制度でも有効ですか?

2026年度試験の制度変更を正しく理解し、
計画的に学習を進めていきましょう。

2026年度試験対策はもちろん、新試験制度にも対応した教育サービスを提供予定です。

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※本ページは、経済産業省およびIPA(情報処理推進機構)の公開資料をもとに、株式会社アイテックが解説したものです。
最新情報は、必ず公式サイトをご確認ください。

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