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ビジネスアナリシス【BA】

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ビジネスアナリシスとは、課題や問題を「解決」すること

babok

ビジネスアナリシスは、ニーズを定義し、ステークホルダーに価値を提供するソリューションを推奨することにより、エンタープライズにチェンジを引き起こすことを可能にする専門活動である。

(IIBA_BA(Business Analysis)とは から引用)

日常の生活において、私たちはいろいろな課題や問題に直面し、それらを解決しながら暮らしています。ビジネスの世界においてもその状況は同じです。どこにでもある課題や問題の解決方法がよく整理された一連の形であるならば、効果的に課題や問題を処理できるはずです。

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目次

ビジネスアナリシスとは?

ビジネスアナリシスとは

ビジネスアナリシスとは、課題や問題を「解決」すること

ユーザーや経営者の戦略やビジネスの目的から、本当に求められているソリューションを定義し、プロジェクトを成功に導くための知識体系がビジネスアナリシスです。
要求分析の成功事例から、知識エリアとそれを構成するタスクを体系化しています。

【ビジネスアナリシスの役割】

  • ユーザーのビジネス目標を明確にする

  • ユーザーの真のニーズを引き出す

  • 要求と要件を定義し開発側に伝える

  • プロジェクトの妥当性を確認する

ビジネスアナリシスの概念と特徴

ビジネスアナリシスの概念

ビジネスアナリシスの概念は日常生活で実施している課題や問題の解決手法と同じように単純であることを理解して、あらゆる問題に柔軟に適用することができます。
難しい論理は必要ありませんので、どのような手法や技術も、ビジネスアナリシスの道具として役立つところには自由に適用していくと良いでしょう。

日常生活における課題や問題とビジネスにおける課題や問題の解決手法は同じであってその適用先が違うだけです。

ビジネスアナリシスの特徴

ビジネスアナリシスの特徴は、各所と円滑に柔軟にコミュニケーションをとるソフトスキルがその最大の特徴ではないでしょうか。
ビジネスアナリストとは、「他者の意図を、伝える対象が理解できる形にして、伝えること」でコミュニケーションハブとなり、円滑なコミュニケーションを繰り返すことで、顧客のニーズを徐々に具体的な要求・仕様へと落とし込むことができれば、ビジネスを円滑に進めることができるでしょう。

ビジネスアナリシス・コア・コンセプト・モデル

ビジネスアナリシス・コア・コンセプト・モデル

ビジネスアナリシス・コア・コンセプト・モデル™(BACCM™:Business Analysis CoreConcept Model™)は、ビジネスアナリシスに関するコンセプトのフレームワークです。このモデルには、ビジネスアナリシスとは何であるかとともに、ビジネスアナリシスのタスクの実践者の観点や、属する業界、実践する方法論、組織階層中の位置付けにかかわらず、実践者にとってビジネスアナリシスが何を意味するかが含まれています。



ビジネスアナリストにとって共通の意味を持つ6個の用語

コア・コンセプト 概要
チェンジ ニーズに対応して変える行為
チェンジは、エンタープライズのパフォーマンスを改善するためのものである。
ニーズ 対処すべき問題または機会
ニーズがステークホルダーの行動意欲を駆り立てて、チェンジを引き起こすこともあれば、チェンジが、ニーズを生み出すこともある。
ソリューション あるコンテキストにおいて、一つ以上のニーズを満たす具体的な方法
ソリューションは、ステークホルダーが直面する問題を解決することにより、あるいはステークホルダーが機会を活用できるようにすることにより、ニーズを満たす。
ステークホルダー チェンジ、ニーズ、ソリューションと関係を持つ個人またはグループ
多くの場合、ステークホルダーは、チェンジとの利害関係、チェンジへの直接的影響、間接的影響の観点から定まる。
価値 あるコンテキストにおける、ステークホルダーに対する値打ち、重要性、有用性価値は、潜在的または実現した利益、利得、改善と見なすこともできる。
また、損失の減少、リスクの減少、コストの減少が価値となる場合もある。
コンテキスト チェンジに影響を及ぼし、チェンジから影響を受ける状況。これによりチェンジを理解することができる周囲環境
チェンジは、あるコンテキストの中で発生する。コンテキストとは特定の環境におけるチェンジに関係するあらゆるものである。コンテキストは態度、振る舞い、信念、競争相手、文化、顧客層、ゴール、政府機関、インフラストラクチャー、言語、損失、プロセス、プロダクト、プロジェクト、売上げ、季節、専門用語、技術、天候、その他定義に当てはまる要素を含むことができる。

BABOK® v3 に出てくる知識エリア、およびタスク

BABOKv3の知識エリア

ITプロジェクトの成功の大きな部分は、適切な要件定義ができるか否かに依存しています。
しかし、適切な要件定義は、手法が確立していないため、実施する人の能力に依存せざるをえない状況でした。プロジェクトの大成功は、これまで個人のノウハウや試行錯誤による「無自覚な」ビジネスアナリシスによって成り立っていました。

BABOK®(Business Analysis Body of Knowledge)は、こういったプロジェクトの成功例(ベストプラクティス)を体系化したもので、7つの知識エリアとそれを構成するタスクやテクニックからなりたちます。

知識エリア タスク
ビジネスアナリシスの計画とモニタリング ビジネスアナリシス・アプローチを計画する
ステークホルダー・エンゲージメントを計画する
ビジネスアナリシス・ガバナンスを計画する
ビジネスアナリシス情報マネジメントを計画する
ビジネスアナリシス・パフォーマンス改善策を特定する
引き出しとコラボレーション 引き出しを準備する
引き出しを実行する
引き出しの結果を確認する
ビジネスアナリシス情報を伝達する
ステークホルダーのコラボレーションをマネジメントする
要求のライフサイクル・マネジメント 要求をトレースする
要求を維持する
要求に優先順位を付ける
要求変更を評価する
要求を承認する
戦略アナリシス 現状を分析する
将来状態を定義する
リスクをアセスメントする
チェンジ戦略を策定する
要求アナリシスとデザイン定義 要求を精緻化しモデル化する
要求を検証する
要求の妥当性を確認する
要求アーキテクチャーを定義する
デザイン案を定義する
潜在価値を分析しソリューションを推奨する
ソリューション評価 ソリューション・パフォーマンスを測定する
パフォーマンス測定結果を分析する
ソリューションによる限界を評価する
エンタープライズによる限界を評価する
ソリューションの価値を向上させるアクションを推奨する

IIBA®認定資格について

IIBA認定資格について

米国の非営利団体IIBA®(International Institute of Business Analysis)が認定する資格

2018年6月14日より、CBAP資格試験の日本語試験が再開となりました。ビジネスアナリシスの領域で複数ある知識体系の中でも最も有用性を評価されているBABOK®に準拠した資格試験です。社内の企画業務や問題解決に従事する方、あるいは、コンサルタント業務に従事する方が、自身の能力証明やキャリアアップのためのマイルストーンとして、最適な資格です。

※CBAP試験対策のセミナーや事前学習時間の申請について支援することができます。お気軽にご相談下さい。

合格体験記

今後受験を検討されている方は、ぜひご一読ください

CBAP®、CCBA®試験に合格された方々の多くが大変役立ったとおっしゃっているIIBA®Japan公式サイトの合格体験記をご紹介します。

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