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情報処理技術試験 応用情報技術者【AP】

応用情報技術者は、ITエンジニアとしてのレベルアップを図るのにおすすめ!

ワンランク上のITエンジニア

技術から管理、経営まで、幅広い知識と応用力が身に付き、システム開発、IT基盤構築などの局面で、高いパフォーマンスを発揮することができます。

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応用情報技術者試験の合格を徹底サポート!

応用情報技術者,AP

初めて応用情報技術者試験の合格を目指す方や、再受験、午前免除者で合格したい方をサポート!

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情報処理技術試験 応用情報技術者とは

ワンランク上のITエンジニア。

ITエンジニアとしてのレベルアップを図るには、応用情報技術者試験がお勧めです。技術から管理、経営まで、幅広い知識と応用力が身に付き、システム開発、IT基盤構築などの局面で、高いパフォーマンスを発揮することができます。

【対象者像】

高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者

共通キャリア・スキルフレームワーク:レベル3(応用的知識・技能)

詳細はIPAのサイトを参考ください

応用情報技術者の試験概要

試験時期 春期:4月第3日曜日
秋期:10月第3日曜日
試験時間 午前 試験:09:30-12:00(150分)
午後 試験:13:00-15:30(150分)
出題形式 午前 試験:多肢選択式(四肢択一)
午後 試験:記述式
出題数 午前 試験:出題数:80問/解答数:80問
午後 試験:出題数:11問/解答数:5問
受験手数料 5,700円
出願時期 春期:案内書・願書配布:1月上旬/願書受付終了:2月中旬
秋期:案内書・願書配布:7月上旬/願書受付終了:8月中旬
試験に関する問い合わせ先 情報処理技術者試験センター
TEL:03-5978-7600

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応用情報技術者の出題範囲と難易度、そして合格率は?

午前の試験

受験者の能力が当該試験区分における期待する技術水準に達しているかどうかを、知識を問うことによって評価する。

午前の出題範囲

分野 大分野 中分野
テクノロジ系 1 基礎理論 1 離散数学
2 応用数学
3 情報理論
4 通信理論
5 計測制御理論
2 アルゴリズムとプログラミング 6 データ構造
7 アルゴリズム
8 プログラミング
9 プログラム言語
10 マークアップ言語
3 コンピュータ構成要素 11 プロセッサ
12 メモリ
13 バス
14 入出力デバイス
15 入出力装置
4 システム構成要素 16 システムの構成
17 システム評価指標
5 ソフトウェア 18 オペレーティングシステム
19 ミドルウェア
20 ファイルシステム
21 開発ツール
22 オープンソースソフトウェア
6 ハードウェア 23 ハードウェア全般
7 ヒューマンインターフェイス 24 ヒューマンインターフェイス技術
25 インターフェイス設計
8 マルチメディア 26 マルチメディア技術
27 マルチメディア応用
9 データベース 28 データベース方式
29 データベース設計
30 データ操作
31 トランザクション処理
32 データベース応用
10 ネットワーク 33 ネットワーク方式
34 データ通信と制御
35 通信プロトコル
36 ネットワーク管理
37 ネットワーク応用
11 セキュリティ 38 情報セキュリティ
39 情報セキュリティ管理
40 セキュリティ技術評価
41 情報セキュリティ対策
42 セキュリティ実装技術
12 システム開発技術 43 システム要件定義
44 システム方式設計
45 ソフトウェア要件定義
46 ソフトウェア方式設計
47 ソフトウェア詳細設計
48 ソフトウェア構築
49 ソフトウェア結合/ソフトウェア適格性確認テスト
50 システム結合/システム適格性確認テスト
51 導入
52 受入支援
53 保守
54 廃棄
13 ソフトウェア開発管理技術 55 開発プロセス手法
56 知的財産適用管理
57 開発環境管理
58 構成管理
59 変更管理
マネジメント系 14 プロジェクトマネジメント 60 プロジェクトマネジメント
61 統合マネジメント
62 ステークホルダマネジメント
63 スコープマネジメント
64 タイムマネジメント
65 コストマネジメント
66 品質マネジメント
67 資源マネジメント
68 コミュニケーションマネジメント
69 リスクマネジメント
70 調達マネジメント
15 サービスマネジメント 71 サービスマネジメント
72 サービスの設計/移行
73 サービスマネジメントプロセス
74 サービスの運用
75 ファシリティマネジメント
16 システム監査 76 システム監査
77 内部統制
ストラテジ系 17 システム戦略 78 情報システム戦略
79 業務プロセス
80 ソリューションビジネス
81 システム活用促進
82 評価
18 システム企画 83 システム化計画
90 要件定義
91 調達計画
92 実施
19 経営戦略マネジメント 93 経営戦略手法
94 マーケティング
95 ビジネス戦略と目標
96 評価
97 経営管理システム
20 技術戦略マネジメント 98 技術開発戦略の立案
99 技術開発計画
21 ビジネスインダストリ 100 ビジネスシステム
101 エンジニアリングシステム
102 e-ビジネス
103 民生機器
104 産業機器
22 企業活動 105 経営組織論
106 OR/IE
107 会計財務
23 法務 108 知的財産権
109 セキュリティ関連法規
110 労働関連/取引関連法規
111 その他の法律/ガイドライン/技術者倫理
112 標準化関連

午前の合格基準

全部で80問出題され1問につき1.25点の配点による100点満点の素点方式配点で採点され、60点を超えることが合格基準となります。

最近の午前試験の傾向

新傾向問題といえる新しいテーマは例年15 問程度出題されます。
また,応用情報技術者試験の過去問題は,毎回ほぼ前回と同じ程度であり,既出のテーマについての新しい問題が10~数問,他の種別の過去問題や改題が20~数問という構成です。
問題ごとの難易度の平均値は,毎回ほぼ前回と同等で,最近の傾向としては過去問題の出題数も多くありません。応用情報技術者試験の過去問題としては,従来15~20 問あった頃の試験からの再出題数が減っており,直近1~2 年春期の問題が減少。
その代わりとして,それ以前の試験の問題が再出題されています。
過去4~5 年前の問題が,2~3 問ずつほぼ均等に出題されていたり,また,他の種別の過去問題として最近の試験で目についているのが,基本情報技術者試験の過去問題で,少し表現が違う問題も毎回6~7 問出題されます。

午後の試験

受験者の能力が当該試験区分における期待する技術水準に達しているかどうかを、技能を問うことによって評価する。

午後の出題範囲

1. 経営戦略に関すること
マーケティング,経営分析,事業戦略・企業戦略,コーポレートファイナンス・事業価値評価,事業継続計画(BCP),会計・財務,リーダシップ論 など
2. 情報戦略に関すること
ビジネスモデル,製品戦略,組織運営,アウトソーシング戦略,情報業界の動向,情報技術の動向,国際標準化の動向 など
3. 戦略立案・コンサルティングの技法に関すること
ロジカルシンキング,プレゼンテーション技法,バランススコアカード・SWOT 分析 など
4. システムアーキテクチャに関すること
方式設計・機能分割,提案依頼書(RFP),要求分析,信頼性・性能,Web 技術(Web サービス・SOA を含む),仮想化技術,主要業種における業務知識,ソフトウェアパッケージ・オープンソースソフトウェアの適用,その他の新技術動向 など
5. サービスマネジメントに関すること
サービスマネジメントプロセス(サービスレベル管理,サービス継続及び可用性管理,サービスの予算業務及び会計業務,キャパシティ管理,インシデント及びサービス要求管理,問題管理,構成管理,変更管理,リリース及び展開管理ほか),サービスの運用(システム運用管理,仮想環境の運用管理,運用オペレーション,サービスデスクほか) など
6. プロジェクトマネジメントに関すること
プロジェクト計画・プロジェクト管理(スコープ,工程,品質,予算,人員,調達,リスク,コミュニケーションほか) など
7. ネットワークに関すること
ネットワークアーキテクチャ,プロトコル,インターネット,イントラネット,VPN,通信トラフィック,有線・無線通信 など
8. データベースに関すること
データモデル,正規化,DBMS,データベース言語(SQL),データベースシステムの運用・保守 など
9. 組込みシステム開発に関すること
リアルタイム OS・MPU アーキテクチャ,省電力・高信頼設計・メモリ管理,センサ・アクチュエータ,組込みシステムの設計,個別アプリケーション(携帯電話,自動車,家電ほか)など
10. 情報システム開発に関すること
外部設計,内部設計,テスト計画・テスト,標準化・部品化,開発環境,オブジェクト指向分析(UML),ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP),個別アプリケーションシステム(ERP,SCM,CRM ほか) など
11. プログラミングに関すること
アルゴリズム,データ構造,プログラム作成技術(プログラム言語,マークアップ言語),Web プログラミング など
12. 情報セキュリティに関すること
情報セキュリティポリシ,情報セキュリティマネジメント,リスク分析,データベースセキュリティ,ネットワークセキュリティ,アプリケーションセキュリティ,物理的セキュリティ,アクセス管理,暗号・認証,PKI,ファイアウォール,マルウェア対策(コンピュータウイルス,ボット,スパイウェアほか),不正アクセス対策,個人情報保護 など
13. システム監査に関すること
IT 統制,情報システムや組込みシステムの企画・開発・運用・保守の監査,情報セキュリティ監査,個人情報保護監査,他の監査(会計監査,業務監査ほか)との連携・調整,システム監査の計画・実施・報告,システム監査関連法規 など

午後の合格基準

問番号によって配点が割り振られていて各配点に応じた100点満点の素点方式配点で採点され、60点を超えるとことが合格基準となります。

問1(解答数1問)配点20点
問2~11(解答数4問)配点各20点

応用情報技術者試験合格の難易度

直近の合格率としては、約22~24%と応募者数が約5万人に対して合格者数約7千人とけして易しい試験ではないことがこの数字からも伺えます。 直近の試験結果からアイテックが独自に算出した受験者の得点分布による合格基準点の60点を超えている割合も目安にしてみてください。

最近の午後試験の傾向

問5のネットワーク,問6のデータベースの問題がやや難でしたが,一部の設問は過去問で類似の出題もあり,設問は解答しやすかったといえます。各問題の出題テーマに関連する午前試験レベルの知識を確実に理解し,問題事例に適用できるよう,しっかり演習を行う必要があります。

応用情報技術者試験の得点分布

応用情報技術者試験の得点分布

少し詳しく分析すると,午前試験では合格基準点の60点以上の人が14,827人で受験者の48.7%でした。前回は47.6%でしたが,若干ですが上がりました。
午後試験で合格基準点の60点以上を超えている人(合格者)は6,917人で,採点数の46.9%にあたります。前回では46.0%だったので若干上がっています。
ボーダラインといえる得点結果の人について,午前試験で50点以上60点未満の人が8,048人(受験者の26.4%),午後試験で50点以上60点未満の人が4,489人(同30.4%)と,どちらも全体の1/4以上の人があと10点で合格できるラインにいます。この得点ゾーンの方は合格まで"あと一歩"のところにいますので,苦手と感じる分野を中心に早めに次の試験対策を始めてください。

応用情報技術者試験の統計情報

過去の応募者・受験者・合格者の情報を掲載しています。

年度 応募者 受験者 合格者 合格率
平成21年度 春期 56,141 人 36,653 人 9,549 人 26.1 %
平成21年度 秋期 62,294 人 41,565 人 8,908 人 21.4 %
平成22年度 春期 65,487 人 42,338 人 8,592 人 20.3 %
平成22年度 秋期 66,241 人 43,226 人 9,898 人 22.9 %
平成23年度 春期 62,116 人 37,631 人 7,745 人 20.6 %
平成23年度 秋期 56,085 人 36,498 人 8,612 人 23.6 %
平成24年度 春期 55,253 人 35,072 人 7,745 人 20.6 %
平成24年度 秋期 57,609 人 38,826 人 7,941 人 20.5 %
平成25年度 春期 52,556 人 33,153 人 6,354 人 19.2 %
平成25年度 秋期 54,313 人 34,314 人 6,362 人 18.5 %
平成26年度 春期 47,830 人 29,656 人 5,969 人 20.1 %
平成26年度 秋期 51,647 人 33,090 人 6,686 人 20.2 %
平成27年度 春期 47,050 人 30,137 人 5,728 人 19.0 %
平成27年度 秋期 50,594 人 33,253 人 7,791 人 23.4 %
平成28年度 春期 44,102 人 28,229 人 5,801 人 20.5 %
平成28年度 秋期 52,845 人 35,064 人 7,511 人 21.4 %
平成29年度 春期 49,333 人 31,932 人 6,443 人 20.2 %
平成29年度 秋期 50,969 人 33,104 人 7,216 人 21.8 %
平成30年度 春期 49,223 人 30,435 人 6,917 人 22.7 %

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応用情報技術者の取得のメリット

(1) 経済産業省が実施するIT関連の国家資格として企業から高い評価

IT関連業務に必要な基礎知識・技能を身につけている証として、自分自身の評価を高めることができ、企業採用時の評価に好影響を持たせられます。

時代の変化に対応した必要知識を習得できることから、多くの企業で合格者への一時金支給や、研修や教材費用を会社負担する資格制度を採用しています。

(2) プロフェッショナルなIT技術者を目指すためのワンランク上の資格

応用情報技術者試験は、将来目標となる難易度の高い高度情報処理技術者資格取得に向け、次のステップとなる応用知識・技能を習得できます。

応用情報技術者試験レベルの知識をIT関連業務で必要なものと位置付けている企業が多くあり、入社後の昇進などの指標とすることができます。

(3) システム開発に必要な論理的思考能力の応用知識を身につけることができる

システム設計やプログラム作成で必要となる論理思考力を養成でき、実務で必要な応用力を身につけることができます。

合格に必要な知識と応用力

試験に合格するには、まず基本的な用語の意味を理解している必要があります。その上で条件を与えられて解答する計算問題や考察問題などが解答できるように、知識の応用力を高める必要があります。

午後試験ではテーマに関連する長文の問題が提示されますが、設問に関連する部分がどこに記述されているか理解し、どの知識を応用すればよいか見通せる力を演習を通じて身に付けていく必要があります。

学習前の準備と学習計画の立て方

学習前の準備

学習を開始するにあたっては、出題範囲、出題数を理解して、実際に試験問題を見ながら、どれくらいの学習をする必要があるかをまず自覚することが大切です。
その上で、本試験日までにかけられる学習期間と1日の学習時間を考えて、学習計画を立てる必要があります。

学習計画の立て方

初めて受験される方

まず午前試験対策として知識を増やしていくことを優先させることをお勧めします。ひととおり午前試験範囲の学習が終わったら、午後の問題演習を行い、学習した知識が活用できるか確かめてください。午後問題の演習をしながら、午前知識の復習を並行して行うのがポイントです。

受験したことがある方

自分の苦手分野がどこか、知らない知識がどれくらいあるかを過去の本試験や模擬試験で確認してください。そのうえで学習する必要がある内容を絞って学習計画を立ててください。

本試験までの学習計画

6月学習開始で10月受験を想定した学習期間4か月半の例

6月~7月下旬 午前試験対策
※午前試験対策の書籍がオススメ
7月下旬~9月下旬 午後試験対策
※午後試験対策の書籍やセミナー合格ゼミがオススメ
9月中旬 模擬試験を受験
※自身の実力をチェック
9月中旬~10月中旬 午前の復習と午後の苦手分野を問題演習で克服
10月中旬 受験後はアイテックの採点サービス解答速報をチェック

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効果的な学習方法~試験当日の心得

午前・午後 効果的な学習方法

午前

午前試験では,3,4 回前を中心に,比較的近い時期の過去問題が多く再出題されていた時期がありましたが,このところ,こうした問題は減り,新作問題や5 回前以前の問題,そして,他の種別の問題の出題が増えています。
したがって,1~2 年前に出題された問題と,その正解を暗記するというような学習方法では,午前試験を突破することはできません。
シラバスに従ったテキストや専門書などを利用して試験範囲をひととおり学習し,その後,問題演習を行って試験に備えるというスタイルが理想ですが,そのような時間が取れないという方も多いでしょう。
そのような方には,過去問題を中心とした学習が効果的です。試験に合格するという目的だけからすると,試験範囲で重要なところは,試験問題としてよく出題されるところです。

また,広い試験範囲の内容を漫然と学習するのではなく,問題ごとに知識や技能の範囲を絞り込むことによって,集中して学習することができます。
3,4 回前に出題された問題の再出題は減りましたが,新傾向と呼べる問題の出題は例年 15 問程度で,残りの65 問は過去に出題された問題か,同じテーマの問題です。
午前試験は6 割の48 問に正解できれば合格できるので,新傾向以外の問題のうち7 割程度に正解できれば合格は可能です。

そして,そのためには,正解以外の選択肢はなぜ誤りなのか,さらに,各選択肢の用語の意味など,問題を教材として利用して関連知識までを学習するようにします。
このような学習は,午後試験に必要となる知識の獲得にもつながります。
ただし,この試験の出題範囲は広いので,試験範囲全ての学習のためにはかなりの時間を必要とします。

得意な分野と不得意な分野を交互に学習するなど,自身のやる気の維持にも気を使って,学習意欲を継続する工夫をしましょう。

基礎理論の中の情報の表現や論理演算、データ構造・アルゴリズムなどは考察問題が多く難しい内容が多いので、長い期間をかけて学習したり、後に回してもよいでしょう。用語の意味など知識を先に増やしていきましょう。
問題は2回解くことを前提として、1回目は解いた後、正解に関する解説を読んだら次の問題を解くというように、先に進むことを優先しましょう。2回目に解いたら今度は不正解の選択肢の解説を含めて、全体を理解すると効率的に学習が進められます。間違えた問題に印を付け区別できるようにしておきましょう。

午後

午後試験では,選択する分野に関わらず,問題発見能力,抽象化能力,問題解決能力などが,“知識の応用力”として問われます。
具体的には,問題文に記述されている事例や,技術や概念の説明などに対する設問について,自分の知識や技術を応用して解答する力が試されます。
合格のために必要となる“知識の応用力”を身に付けるためには,まず,過去に出題された問題を知ることです。
特に,記述式の設問に対しては,安易すぎたり,難しく考えすぎたりしないように,解答の適切なレベルとはどの程度なのかを正しく理解してください。
試験センターのホームページには,過去に出題された問題と解答例が掲載されています。
これらを活用して,まず,試験問題と知るということに心がけてください。

また,午後問題では,時間が足りないという感想を多く聞きます。
制限時間を決めて,過去問題に挑み,時間内で解答できるようにするための問題文の読み方,ヒントや解答の根拠の見いだし方を身に付けるようにしましょう。
なお,試験センターから発表されている解答例を見ると,制限字数を越えない限り,それほど字数にこだわる必要はないように思われます。

また,表現などについても,あまり神経質になる必要はありません。
解答のポイントとなるキーワードが記述されていれば,誤りとはされませんから,自分が考え付いた解答内容を短時間で正しく記述できるように練習しておきましょう。
このように考えると,午後試験では国語力が重要になりますが,その前提として,午前試験レベルの内容に対する正しい理解が必要になります。
いくら午後問題の演習を繰り返しても,午前試験レベルの正しい理解がなければ,解答のポイントを見いだせるようになりませんし,問題文も一定の知識を有していることを前提に記述されているので,前提知識がないと正しく読み取ることはできません。
こうしたことから,午前試験に向けた学習は,午前試験をクリアするためだけではなく,午後試験をクリアするためにも重要になります。

実際の試験では,馴染みのないテーマ,形式の問題が出題されると,混乱してしまって必要以上に難しく感じてしまいがちです。
このような混乱を避けるためには,選択する4 分野の他に2 分野程度の問題に対処できるように学習しておく必要があります。
また,止むを得ず馴染みのないテーマの問題を選択せざるを得ないときには,正解できる設問で確実に得点できるように落ち着いて取り組めるようにしておきましょう。
そして,そのためには,自分が十分に学習したという自信が重要です。

午後試験は午前試験で出題される知識の応用力を試す問題が出されます。一つのテーマで複数の設問が出されるので、解答に必要な条件や状況が問題で記述されていると考えてください(問題=ヒントのかたまり)。
はじめは時間をかけてじっくり考えてもよいですが、試験が近付いたら標準的な解答時間を決めて時間内に解答し終わるようにしてください。また、分からない問題でもすぐにやめてしまわず、時間内は設問に関連する部分がどこかを見つけることを行ってください。これを続けることで解答力が徐々にアップしていきます。
解法テクニックについてはプロの講師から指導を受けられる“合格ゼミ”などを活用すると効率よく学ぶことができます。

試験当日の心得

  • 試験日当日は頭をフル回転させます。前日の夜ふかしは禁物です。早めに就寝し、よく眠るようにしましょう。冴えない頭では学習した成果が出ません(遊びは、試験が終わってからの楽しみに)。
  • 当日の天候や会場の環境によって、暑さ寒さが分かれます。上着を脱げるようにして暑さ対策できる服装で受験するとよいでしょう。
  • 試験当日の昼寝は注意し、眠る場合も浅めにしましょう。深く眠ると午後試験で頭が働かず、応用力が発揮できない恐れがあります。

午後の試験は落ち着いて

午後の試験では過去問と同じ問題は出題されません。受験者はみな初めて見る問題です。焦る必要はありません。

三つの“あ”(あわてず・あせらず・あきらめず)の気持ちで、落ち着いて解答するよう自分に言い聞かせてください。

合格体験記

アイテックの学習教材を活用して見事合格された皆さまからの学習方法とは

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