アイテック公式ブログ

情報処理安全確保支援士の今後は(第三回/全四回)

2017年10月23日

また、日経BP社のITproの「いる資格、いらない資格」実態調査では「情報セキュリティ部門」、「これから取りたい資格」では1位である。なぜ各ベンダが前向き気にならないのか不思議である。たぶん、資格にメリットがないことが一番である。主な理由は次のとおりと考えられる。

・資格がなくても業務に支障はなくビジネスメリットがない

・資格登録の維持に3年間で15万円の費用がかかり、負担が大きい

・グローバルではCISSP(Certified Information Systems Security Professional)が支援士より権威ある

 

それぞれのネガティブ意見は否定できない。しかし、本来の情報処理技術者試験の目的は何であろう。IPAが示す、情報処理技術者試験の目的は次のとおりである

1.情報処理技術者に目標を示し、刺激を与えることによって、その技術の向上に資すること。

2.情報処理技術者として備えるべき能力についての水準を示すことにより、学校教育、職業

教育、企業内教育等における教育の水準の確保に資すること。

3.情報技術を利用する企業、官庁などが情報処理技術者の採用を行う際に役立つよう客

観的な評価の尺度を提供し、これを通じて情報処理技術者の社会的地位の確立を図ること。

執筆者『福嶋 義弘(ふくしま よしひろ)氏』プロフィール

【略歴】
・昭和53年 日本電気ソフトウェア株式会社(現NECソリューションイノベータ株式会社)入社
・基本ソフト(コンパイラ)開発を担当
・昭和61年教育部門へ異動、それ以降教育、人材育成業務を担当
・ITトレーニングセンター長を務め2013年12月に定年
・現在iコンピテンシ・ディクショナリ活用システム構築に携わる一方、株式会社アイテックの顧問に就任

【実績】
・ITSS(経済産業省 ITスキル標準)を社内の人事制度、人材育成制度に導入。業界では先進事例として注目された。その中心メンバーとして活動。その後は、高度IT人材育成のため、経産省各種委員会、産学連携、特定非営利法人 スキル標準ユーザー協会(SS-UG)などで推進活動を行っている 
・2006年4月~2015年3月産業技術大学院大学 客員教授委嘱
・SS-UG(スキル標準ユーザー協会) 理事、認定ITSSシニアコンサルタント
・IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)主催 ITSSエデュケーションプロフェッショナルコミュニティ副主査
・IIBA 日本支部 代表理事(2008年12月~2012年12月、2015年1月~)
・JISA(一般社団法人情報サービス産業協会)
平成26年度市場創出チャレンジ委員会イノベーション人材部会部会長
・東京都ベンチャー企業大賞審査員 など

アイテックブログをタグで検索

サイトマップ
TOPへ